今年11月19日(土)の午後に、「子ども虐待防止策イベント in 東京 2022」を開催する都民ボランティアチーム「パワチル東京」代表のそらです。
私も、子どものころに母親に虐待されて育ちました。
育児放棄、暴力、暴言、宗教虐待を受けてきました。
そして、虐待されたという認識もないまま子どもに対して、同じことをしていました。
毎日のように、このままでは本当に子どもを壊してしまうと悩みながら、どうしていいのかわからずにいました。
「親の自分が変わらなければ」ということに気が付いて、図書館で育児本、教育関係、心理学関係、福祉関係の本を読み漁りました。
いろんな本を読むと学ぶところもたくさんあり、子どもたちへの対応も少しずつ変わっていきます。
だけど、苦しいままでその原因が何なのかが、わからないままでした。
そして、自分が虐待されていたことにようやく気がつきました..
母親からひどい扱いを受けてきて、苦しかったことに気がつきました。
そして、子どもたちにもそのひどい扱いをぶつけてしまっていました。
2020年にツイッターでフリーライターの今一生さんを見つけて、「子ども虐待防止策イベント」の東京23区の発起人代表になりました。
それは、自分の子どもたちに対する後悔と反省の気持ちからです。
30年以上も子ども虐待の相談件数が増加しているにもかかわらず、今の子ども虐待防止策の失敗を認めずにいる政府や行政への憤りもあります。
私は、子どものころに親から虐待されていた過去を、なかったことにしたくありません。
子ども虐待をなくすためには社会の仕組みを変える必要もあります。
大人の私たちの子どもに対する見方や意識改革も必要です。
この国には、そもそも「子どもを大事にしよう」という文化はありません。
昔も今も、子どもは大人の都合のいい奴隷として生きていくしかないのです。
今ある親権制度は、子どもを縛る法律だらけで「成年に達しないものは父母の親権に服する」という恐ろしい民法があります。
私たち大人も「古い価値観」「家父長制度」「べきねばちゃんと」の空気の中で育ってきました。
そんな空気の中で、負の連鎖は続き、虐待の連鎖も続いています。
もう、いい加減「子どもを守る」ということにしっかり向き合わないと、この国に未来はなくなります。
30年以上も 子どもの声も虐待サバイバーの声も聞かずに放置していた政府の責任は重大です。
2016年に日本小児科学会が発表したデータでは、親による虐待で命を奪われた15歳未満の子どもは年間350人だそうです。
私はこの現実を知って悔しくて、一人でも多くの大人に子ども虐待の現実を知ってほしいと思いながら、この活動を続けています。
■子ども虐待防止策イベント in 東京 2021
※当日会場で自分の虐待被害を伝えたい方、募集中。
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きらぼし銀行 堀之内支店(店番079)
普通預金 口座番号 5053908
名義 パワチルトウキョウ
※一口1000円単位でお願いします
※返金は、どんな理由でもできません
※振込手数料は、ご負担ください
※振込名義人(あなたの名前)のあとに
「ロウドク」と足すと、当日虐待被害を
語るサバイバーたちへ謝礼として分配
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■お問い合わせ
tokyo2022c@gmail.com (代表・そら)
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