今年11月に「子ども虐待防止策イベントin東京2022」を開催する
都民ボランティアチーム「パワチル東京」代表のそらです。😊
今回は「こども庁」(家庭はあえて入れない)について、
私なりに、思うことを書いてみようと思います。
今 国会でいろいろと、議論されている「こども庁」ですが、
どうして「こども庁」が、騒がれているのかご存じですか?
そして、なぜ「こども庁」を立ち上げることになったのか?
その経緯を、ご存じでしょうか?😳
私も、細かいとこまでは、詳しくはないので、自分が、
説明できる範囲で、書こうと思います。
まず、「こども庁」というモノを立ち上げることにしようと
していたのは、自民党の山田太郎議員でした。
その頃は、まだ「こども家庭庁(仮)」という言葉でした。
その議案は、何年も前から山田議員が、あちこちに声をかけたり
動いていましたが、タイミングが悪い時期で なかなか
進みませんでした。
2020年の東京23区で12月行われた「子ども虐待防止策イベントin東京」に
山田議員も参加してくださり、そこで初めて虐待サバイバーの
「親への手紙」を聞いた山田議員は 議論の時間に
「半年以内に、自民若手の勉強会にサバイバーを、呼びます」と
約束してくださり半年どころか、3月には当事者を
招いて下さり、勉強会は始まりました。😆
そこには虐待だけでなく、いろんな問題を抱えてる当事者さんも
呼ばれました。
そこで、風間さんという方が「虐待された人にとっては
家庭は、苦しみを植え付けられた地獄の場所 だから、
家庭という言葉を抜いてほしい」と伝えたところ
その場にいた議員さんたちは、満場一致で「こども庁」と
いう名前にする事を 了解してくれました。
そういう経緯があって「こども庁」になったわけですが
そのことについても、いろんな意見がありました。
その中でも、一番私がショックだった言葉は、
「子どもの問題よりも、もっと他にも緊急課題があるだろう」
「もう、すでにいろんな省庁が子どもの問題に取り組んでいるんだから
こども庁なんて、いらない」でした。😭
確かに、様々な課題が、あって緊急に、解決の方向に進めないと、
いけない問題は、山積みになっています。
私が、思うのはいろんな問題のほとんどの根本的な要因は命の問題です。
そして、私たち大人の、緊急課題は子どもを守ることです。
こども庁は バラバラになっている子どもの問題の省庁を
一本化してその中で政策を作り、子どもに関わるいろんな問題に
対して、支援していこうという目的があります。
「こども家庭庁」という名称に賛成の人の中には
虐待されてる子どもにとって、虐待されてきたサバイバーにとって
「家庭」という場所がどれだけ、恐ろしい場所なのか、気が付いてない
または、自分も、虐待されてたのに 無自覚なまま
虐待や、子どもには、無関心な人が 多いと思います。
文化的背景の中で「子どもを大事にしよう」という認識が
ないために、この国は、虐待は一度も減らせず、
若者の死因のトップが自殺という恐ろしい結果に繋がっています。😱
国会では「子ども庁」について、まだ審議の段階です。
名前もまだ 決まっていません。「こども庁」に「家庭」を
つけるということは、虐待されている子どもにとって、更に地獄です。
そして、ますます 虐待も増えるでしょう。
「こども庁」という名前にはサバイバーの祈りや希望が含まれています。
是非とも、上のハッシュタグを、つけて拡散してもらえませんか?
ご協力を、よろしくお願いします。
※当日会場で自分の虐待被害を伝えたい方、募集中。
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普通預金 店番 079
口座番号 5053908
名義 パワチルトウキョウ