みなさん、こんにちは😀 毎日暑いですね💦
「パワチル東京」のスタッフれいこです。
昨年、私は東京都下、東京、鹿児島の「子ども虐待防止策イベント」に参加しました。
東京のイベントで親への手紙を読むことが決まっていたので、その前にイベントの雰囲気を感じておきたいと思い東京都下のイベントに参加したのです。
初めは、4人の虐待サバイバーによる「親への手紙」の朗読でした。
私自身、虐待サバイバーでしたから、こんなに衝撃を受けるとは思っていませんでした。
「お父さんへ」あるいは「お母さんへ」で始まる「親への手紙」は、虐待加害者である親に向かって語りかける口調で始まります。
それがとてもリアルで、子どもたちの痛み・苦しみといった心の叫びが、直接私の心の中に入ってきました。
単なる言葉としてではなく、子どもたちの経験を追体験するような感動を覚え、強く心を揺さぶられたのです。
朗読者のサバイバーの皆さんが、勇気をもって虐待被害を告白してくれたからこそ、私たちは痛ましい真実について知ることができるのです。
そして、今一生氏による基本統計と関連法についての解説です。
グラフ・図・表などを駆使して、子ども虐待の基礎知識を話してくれました。
「へぇー、そうなんだ」と思うことがたくさんありました。
また、折々に私たちサバイバーから今さん自身が聞き取りをした「新しい虐待防止策」についての提案も織り込まれています。
ぜひ、YouTubeにアップロードされている解説動画を見ていただきたいと思います。
今さんの解説は、その都度アップデートされているので、何回聴いても新しいです。
最後に、休憩をはさんで、参加者全員による議論です。
これも、その場にいないと味わえない臨場感があります。
議員さんが「〇番の父子手帳くらいなら、すぐに作れると思いますよ。」と言うと、参加者から「ぜひ作ってください。」という意見が出され、議論は白熱の度合いをましていきます。
1時間があっという間に過ぎ、イベントは終了しました。
私は、今さんに何度か嚙みついたことがあります。
「今さんの開催マニュアルは、ドグマ(教条)に過ぎないのではないですか?」
今さんは少し困った顔をして、「そう言われても仕方ない側面もありますが、僕はイベントの価値を落としたくないんです。」
私は、イベントに実際に参加して初めて、このイベントの価値を実感しました。
このイベントの価値は、言葉ではなく経験そのものにあると思います。
今まで、ブログの中でいろいろなことを書いてきました。SDGsがどうだとか、親権がどうだとか。
百聞は一見に如かずと言いますが、私たちのブログを何回読んでも、イベントに参加することの方が勝ります。(ブログも読んでくださいね。)
皆さんも、どうか、イベントに参加して稀有な経験をしてみませんか?
そして、この画期的なイベントの開催を実現するためにも、開催費へのご寄付をお願いいたします。
8月は、総計20万円が目標です。ご協力お願いします。
私たちの活動する『子ども虐待防止策イベント』はどの政党に関係なく、多くの議員の方の参加を歓迎しています。